プロモーション

新プロジェクト始動 スペシャル対談

802メディアワークス&りそなグループのコラボレーション・プロジェクトREENAL
新プロジェクト始動 スペシャル対談


株式会社802メディアワークス 代表取締役社長/
株式会社FM802常務取締役
奥井 宏
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りそな総合研究所 リーナルビジネス部長
藤原 明

FM802とFM COCOLO、関西で圧倒的人気を誇るふたつのラジオ局と連携しながら、広告代理業やデジタルコンテンツ制作などを手がけている802メディアワークス。
その802メディアワークスと、長年FM802とタッグを組んでさまざまなプロジェクトを成功させてきた、りそなグループのコラボレーション・プロジェクトのREENAL(RESONA+REGIONAL)が、目下新プロジェクトの立ち上げに向けて準備を進めているという。
その本格始動を前に、協力する両者の新プロジェクトへの思いや今後の展望など、「我々が組むと面白いことができる!」というその真意について、たっぷりと語ってもらった。


「REENALがフックアップした企業のお悩みを、802メディアワークスと一緒に解決したい」(藤原)

藤原)FM802さんとは開局当時からいろいろなプロジェクトを一緒にやらせてもらってきましたが、私はずっと金融とメディアが組むと面白いという思いでここまでやってきました。だからこそ、今回の新プロジェクトのお話を進められるのは個人的にすごく光栄なことだと思っています。

奥井)FM802も開局して28年になるんですが、りそなさんと一緒にたくさんのプロジェクトを手掛けさせてもらっている間にFM COCOLOが生まれ、そして802メディアワークスという会社も生まれました。たくさんの節目を経験した上で今があるので、改めて藤原さんとお話できるのはとてもうれしいです。

藤原)ありがとうございます!

−そもそも、両者の一番最初の出会いはいつ頃だったんでしょうか。

藤原)FM802さんとは開局当時からのお付き合いです。

奥井)そうですよね。FM802が入っているこのビルも1階はりそな銀行さんですから。

藤原)はい。そういう意味ではずっとお付き合いはあったんですけど、しばらくしてFM802さんのdigmeoutでアートのお仕事をされている谷口さんとタッグを組んで、キャッシュカードに気鋭のアーティストを起用して、イラストやデザインを施して発行する「RESONART」というプロジェクトをやらせていただいたのが最初でした。

奥井)懐かしいですね。あれは何年ぐらい前でした?

藤原)いや、13〜14年前ぐらいですね。

奥井)もうそんなになりますか!銀行でああいったプロジェクトを実行するなんて、当時はすごく画期的だったと思いますよね。

藤原)ちょうど、りそな銀行として新しいことを始めたいといういいタイミングだったんですよね。りそなショックがあって、「新しい銀行像を作ろう!」という機運が高まっていた頃でした。そんな時に谷口さんから「RESONART」の企画をご提案いただいて、最初は関西だけでスタートしました。回を重ねるごとに新しいアーティストを起用して、第16弾アーティストまで展開し、78万枚ものキャッシュカードを皆さんのお手元に届けることができました。アーティストデザインによるキャッシュカードの発行だけではなくて、ライブや映画の試写会などを絡めてイベントもたくさん開催しました。

奥井)りそな銀行さんの本店の下でも当時いろいろとイベントをやらせていただきましたね。

藤原)そうでしたね。個人的にはもっとやりたかったんですけど、実はいろんな反応もありました(苦笑)。そんな経験を経て、またご一緒することができないかと、この5〜6年いろいろタイミングややり方をずっと狙っていたんです。

−今、一緒に温めているプロジェクトがあるとお伺いしました。

藤原)はい。銀行って本当に幅広いジャンルの企業とお取引があるんですね。営業の担当者たちがお客さまである企業の方々とお話をさせていただくと、企業としてのお悩みや強みを伺う機会がたくさんあります。浮き彫りにすることができたお悩みの解決や、強みを伸ばすお手伝いを我々ができないだろうかとずっと考えていたんですね。それをりそな銀行やりそな総研だけで方法を探ろうとした時、どうにもできず行き詰まってしまうこともあるんですね。

−金融にまつわること以外のお悩みは専門外ですもんね。

藤原)そうなんです。これまでFM802さんとコラボすることで、たくさんのプロジェクトを進めてきましたが、また一緒に組むことでそういった企業のサポートができないかと考えてみたんです。この春802メディアワークスさんも新たになったタイミングなので、新しいことを始めるのに賛同していただけるのではないかと。

奥井)それをお聞きした時に、802メディアワークスでもご協力できそうだぞと。りそな総研さんが企業に対するコンサルティングをされているので、そこに参加されている企業さんに広報・宣伝や企業のイメージアップのためにFM802やFM COCOLOのコンテンツをうまく利用したり、アートコンテンツを利用して企業を盛り上げていきませんかというご提案を、我々メディアワークスがりそな総研さんと一緒にできればと今考えているんです。

藤原)なんかすごい化学反応が起こりそうだと思いませんか?

−発想としてこれまでなかったプロジェクトですよね。

藤原)直接FM802やFM COCOLOというラジオ局のことをご存知の企業は、当然間に広告代理店などが入って広報や宣伝に関することを進めていかれると思うんですけど、まだまだプロモーションや広報の展開の仕方がわからなくて悩んでいるとか、わからないからやらなくていいやっていう企業も多いんです。

−企業さんにとってプロモーションは課題のひとつなんですね。

藤原)はい。これまでの銀行員は企業からそういうプロモーションの悩みを聞いたとしてても金融以外のお話は「そうなんですね」じゃあ置いといて、みたいな感じでした。今まで全て「置いといて」で来ましたが、実はお答えできるのではないか…と思うんです。我々に直接解決することはできなくても、例えばFM802さんやFM COCOLOさんやメディアワークスさんが持っている機能を使えば実は解決できるのに、それを放置しておくのはちょっと違うのではないかと…。企業とFM802さんたちとの出合いの場を、REENALが作っていくというような発想です。

奥井)通常、基本的には広告代理店が広くいろんな企業と接触していて、そこが「今回の宣伝ではラジオを使うべきだ」と判断すればうちに連絡が来るという流れですけど、なかなかそこから伝わって来る線は細いんですね。そういったケースは大企業が多いんです。ところが関西はとにかく中小企業も多くて、最近ではうちに直接クライアントさんからの問い合わせも多いんですよ。

藤原)へぇ! いいですね! 直接のアプローチ!

奥井)とはいえ「広告したいけど、どうしたらいいのかわからない」という内容がほとんどなんです。でもそれってすごく勇気のある一歩で、広告出稿をしたことがない企業だとすると、そういう電話するのも躊躇しちゃうと思うんです。それならば、そういう電話の後ろに「どうしたらいいのかわからない」という企業や顧客さんがたくさんいるんじゃないか…というところに考えが至りました。

藤原)電話するという行動に移せるのは、ほんのひとにぎりだと思います。

奥井)僕もそう思います。そういうところの間口を広げたいなと思っていた時に、今回のプロジェクトのお話につながりまして、非常にマッチするお話だなと。企業さんにはなんでもラジオで宣伝してください!という話ではなく、お話した上で面白いねってなったら、ぜひラジオで!と気軽に考えていただきたいんです。

藤原)ラジオもradikoができてスマホで聞けるようにもなって、ぐっと身近なメディアになりましたよね。そういうことも企業のプロモーションを考える上では、高ポイントだと思いますよね。

奥井)radikoができてから、マスへの接触のポイントが格段に増えましたしね。実はラジオって割とコストのかからないメディアで、手軽という意味合いでもテレビでドーンと展開するのとは全然違うのもいいところだと思っています。



「街の小さな商店さんとも何か一緒にできたらおもしろい」(奥井)

−もう少し新しいプロジェクトの細部をお伺いしてきたいと思うのですが…。

藤原)銀行は営業に多くの人員を割いているんですね。りそなグループの営業の担当者に、企業を訪問する際に金融にまつわるお話をするだけでなく、企業としてのお悩みを聞き出すようなことをすでに仕事の中で定着させようとしています。直接お話しながら、悩みや強みをフックアップする作業ですね。それを続け、編集して、今やグループで3,000社以上のデータベースを構築できています。

−3,000社以上ですか!

藤原)はい(笑)。いわゆるお客さんのお困りごとを聞き出したネタ帳ですね。それをきっかけにもっと深掘りして、解決の方法としてFM802さんやFM COCOLOさんでのプロモーション展開と合致させていくことはできるんじゃないかと思うんです。とにかく企業のお悩みをちょっとずつちょっとずつ掘って行って、今はラジオ、この商品はインターネット、この時はイベント開催、みたいに少しずつ枝葉を伸ばしていけたらと思うんです。その展開の元になる題材みたいなものをREENALで集約して、FM802さんや802メディアワークスさんと共有し展開していくという感じです。

−実際そのプロジェクトを一緒に進めていく「802メディアワークス」の特性は、どういったことが挙げられるんでしょうか。

奥井)この4月に再編しまして、今メインでやっているのはdigmeoutをとしたアートにまつわるプロジェクトの展開と広告代理業、そしてFM802、FM COCOLOにまつわるデジタルコンテンツを手がけています。その広告代理業というのは一般的な広告代理業ではなくて、FM802とFM COCOLOの音楽を中心としたコンテンツを販売するという内容です。

−「音楽を中心としたコンテンツを販売する」と、言いますと?

奥井)例えば、ある企業が50周年を迎えたとします。50周年で予算もつくので、インナー向けのイベントや、お客様を呼んでのイベントをしたい、アーティストを呼んでコンサートを開催したいと希望はあるけれども、どうやったらいいのかわからない…。そんな時にメディアワークスが中に入ってFM802やFM COCOLOが培ったアーティストとのパイプを利用してライブを組んで、メディアワークスが運営すると。音楽やアートのイベントのコンテンツに困った時に、我々メディアワークスにご相談いただけたら全て手がけます! というイメージですね。

−実際そういう動きはもう始まっているんでしょうか。

奥井)そうですね、案件としては少しずつ増えてきていますね。企業の宣伝担当の方が直接うちに電話を下さって、やりたいですということもありますね。

藤原)私が個人的にFM802さんたちと一緒に新しいことを展開したい! と思うのは、FM802さんとFM COCOLOさんが、いろんな才能をずっと発掘し続けているという点にあるんです。地道にネットワークを張られて、いろんなアーティストや店や企業と本気で面白いことをやっておられるっていうのは、FM802以外に知りません。それは我々も企業とのお付き合いする時の姿勢で、学ばないといけない姿勢だと思ってます。

−音楽やアートに関わるアーティストを、「発掘」してその成長を一緒に楽しんでいるというのがFM802のイメージですね。

藤原)そうなんです! 我々も金融業として、潜在能力のある企業を目利き・発掘して、一緒に成長していくっていうことを我々もやっていかないといけないなと思っています。そういう姿勢をFM802さんやメディアワークスさんから学びつつ、企業の支援ができたらと考えているんです。

−FM802、FM COCOLO、802メディアワークスとして、りそなグループのコラボレーション・プロジェクトREENALと一緒にプロジェクトを展開する上での展望はあるんでしょうか?

奥井)はい、大きな企業というのは宣伝費も潤沢なのでプロモーションに関してもいろんなご提案ができるんです。ただ、関西は中小企業はもちろん、街の小さな商店もガッチリと社会や経済を支えています。そういうところと何か一緒にできるとすれば、りそなさんのお知恵やネットワークをお借りできればと考えていますね。

藤原)それはうれしいです! そういう方たちこそ、特に広報・宣伝やプロモーションに対するお悩みをお持ちなんです。そうやって両者の架け橋になれれば、りそなとしてとても幸せなことだと思います。




「これからの成長を望む企業のソリューションパートナーを目指す」(藤原)

−ちなみに今、在阪企業の目から見て「東京」をどう捉えていますか?

奥井)僕は営業で2回東京支社に行っていまして、東京の規模というのは「行ってみないとわからない、大阪とは全く違うもの」だと思いました。街も人も企業も広告っていうジャンルの話でも、その全然パワーが違うし、東京だけでもマーケットができてしまっている。新しい企業が出来上がっても広告費をドンと投下するところは、首都圏だけで終わってしまうというところも多いような気がします。でもそんな時も例えばSONYさんや日産さんに対して、802メディアワークスが持つ「アート」というコンテンツがあれば、僕らも切り込んでいけるんです。

−大阪の企業でも新たな切り口で東京にも入っていける、と。

奥井)そうなんです。ラジオっていう意味では僕たちはローカルで生きていかないといけないので関西に軸足を置いて展開しますけど、アートっていうまたひとつ新しい武器を持っていれば、東京の企業にもどんどん提案していけるんです。

藤原)FM802さんFM COCOLOさんは、自らがファインダーとなっていろんな才能やアーティストを見つけてくる。そのアーティストさんが住んでいるのはどこでもいいんですよね。アーティストは全世界にいてていいけど、彼らの発見者はこの大阪にいる。ここに価値があると思うんです。こういう考え方をする企業は、東京でもそう見当たりません。

奥井)そう言っていただけるのは本当にうれしいですね。開局当時からやっている「ヘビーローテーション」なんかは、新人アーティストの楽曲を洋楽・邦楽1曲ずつ独自に選んで、毎月徹底的にオンエアして育てていくんですね。そうして大きく成長したアーティストが、うちとの関係を思ってくれていろんなイベントに出演していただけることが何度もありました。同じようにアートに関しても、新人アーティストを発掘してdigmeoutで育ててきたっていうのがありますし…。

藤原)そうですね。そういうアーティストさんに「RESONART」にたくさんご参加いただきました。

奥井)それと同じで、りそなさんが見つけてサポートした企業の業績が伸びてくれば、将来的にはりそなさんに対しても返ってくるんようになると思うんです。大きいメディア…テレビなんかは、「売れた人を出したいメディア」だと思うんです。でもラジオに携わる僕らは発掘するところからやっていかないと、急にビッグアーティストを呼ぶのは難しいと思うんですよね。メディアの特性として僕らはのやり方がベストなのかなと思っています。

藤原)我々も同じように企業さんと種まきから一緒にやりたいという考え方で、今後進んでいけたらなというのが目標です。

奥井)うちもメディアワークスを通じてアートや音楽のコンテンツを全国にプロモートしたいんだけれども、正直言うとまだルートがないんです。逆にりそな総研さんは全国をカバーされていていろんなお悩みを抱えた各地の企業さんをご存知なので、ご紹介いただくことでそこに提案していける。広告やアート・音楽ということに関してご相談いただけば、ご提案できることがあるのかなと。

藤原)ね? こういうお話をしていると「一緒に作っていく感じ」があるじゃないですか。こういうやり方があるということも、いろんな企業の方に知っていただきたいと思うんです。

−確かに大きな代理店に間に入ると、一緒に作り上げる過程はじっくり味わえないかもしれませんね。

藤原)そうなんです。FM802さんと一緒にやらせてもらうと「作っている」実感が全然違うんです。血が通った…という感じって伝わりますかね(笑)? その血が通ったプロジェクトを、これからFM802さんやメディアワークスさんと一緒に模索していく段階です。

奥井)まだスタートラインですね。

藤原)まだまだスタートラインです!

−ちなみに、近い将来一緒に実現させたいことはもうイメージされていますか?

藤原)お悩みをお持ちの企業の皆さんにお集まり頂いて、セミナーを開催したいと思っています。私どもで独自に開発した企業の悩みや強みを浮き彫りにするインタビューメソッドで個別相談をさせていただき、さらにこんな解決方法がありますよというご提案までしよう! というものです。来ていただいた際にFM802さんのスタジオも見学していただいて、「ラジオではこんなことできるのか!」っていうことを体感いただくのもいいなと思ってます。

奥井)例えば人材確保をどうしたらいいかというお悩みに対して、「FM 802は10代に強いメディアなんです。10代向けにこんな番組を作っていて、実際にはこんな反響をもらってます。この番組で何か求人にまつわることもできますよ」とか、そのセミナーの場ですぐご提示することもできます。そのほかにも40代の富裕層にめがけて何かを売りたいとあれば、「FM COCOLOを使ってこうしませんか?」とか。そういったラジオを使っての具体的なご提案はすぐできますよね。

藤原)これ、全然違いますよね。回答の明確さと速さが全然違う。

奥井)すぐスタジオに行って番組を見てもらうこともできるので、とにかく早いでしょう?

藤原)代理店さんもいい存在だと思うけど、ダイレクトにメディアを知ってもらえるのもいいやりかたのひとつなのかなと思っているんです。

奥井)そうですよね。りそなさんとタッグを組むことで、これからは広告を出されたことがないという企業さんともお付き合いできるのかなと楽しみにしています。

藤原)りそな銀行、りそな総研、FM802、FM COCOLO、802メディアワークスと、それぞれの得意分野で、悩める企業に対して視野が広がるような提案をしていきたいですね。1社ではできないことも、企業同士を繋げることでまた可能になったりもする。これからの成長を望む企業の、ソリューションパートナーになっていきたいと思います。

プロフィール

奥井 宏(おくい ひろし)
株式会社802メディアワークス代表取締役社長/株式会社FM802常務取締役
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藤原 明(ふじわら・あきら)
りそな総合研究所 リーナルビジネス部長/りそな銀行 営業サポート統括部(大阪)地域オフィサー・コーポレートビジネス部(大阪)アドバイザー/りそなホールディングス グループ戦略部アドバイザー・オムニチャネル戦略部アドバイザー/立命館大学大学院経営管理研究科客員教授。


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